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今日はとても嬉しいことがありました🎶(パート2)

パート1の続きです。

皮下脂肪から培養した幹細胞(ADSC)を使っての治療をおこなってから約4ヶ月半たった今日の様子です。

歩いています。しっかりと。力強く。
嬉しくて鳥肌が立ってしまいました。

再生医療をしていて一番嬉しい瞬間です。

もちろんご家族のご努力とご協力があっての成果です。
ここのご家庭ではお家のなかを全部カーペットにして、滑らないようにしてあげたそうです。

再生医療はまだまだ確立された治療法ではありませんが、従来の治療では改善の難しかった病気に対してこのような効果がでる可能性を秘めています。

特に椎間板ヘルニアをはじめとした脊髄疾患に対しては、その効果が期待されています。

受傷から再生医療の治療を開始するまでの時間が短い方が治療成績は良いと言われています。

グレード5では発症から30日、グレード4では発症から80日までの再生医療による治療開始が良好な経過を得るための目安になります。

今日はとても嬉しいことがありました🎶(パート1)

以前に再生医療の治療をしていたわんちゃんが来院してくれました。

椎間板ヘルニアで歩けなくなってしまったわんちゃん。状態は一番悪いグレード5。

手術をしたのですが、経過が良くないとのことで再生医療の紹介を受けました。

当時の様子です。

自力で歩くこともおしっこ、ウンチをすることもできない状態でした。

発症・手術から約1ヶ月後に再生医療による治療を開始しました。

パート2へ続く。